洋楽の怪物アルバム ピンク・フロイド 狂気

  • マイケルジャクソンのスリラーは世界的に売れたアルバムだがそれに匹敵するのがピンクフロイドの狂気だ。ビルボードのアルバムチャート200位以内に15年間居座り続けたギネスレコードを持っている。http://bit.ly/ebZGx #
  • アルバム一枚でひとつの組曲になるトータルアルバムの代表的な作品だ。主人公はオリジナルメンバーのシド・バレットと言われている。個人的に好きな曲は虚空のスキャット。イギリスのバンドはレコーディングに忠実なライブを行うので好きだ。http://bit.ly/yIvpc #
  • 月は欧米では不吉の象徴だ。狼男が変身するのも満月で、Lunaticには月という意味の他に狂気という意味もある。月の蔭に太陽が隠れる日食などは不吉の最たるものだろう。http://bit.ly/6H799Q #

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ピンクフロイド アニマルズ

このアルバムアニマルズ以降ロジャーウォーターズの意向からか社会風刺的な要素が強くなり、個人的にはあまりピンクフロイドを聞かなくなりました。特にアニメになっている「ウォールズ」はどちらかというと嫌いな部類に入ります。
 アルバム「対」は最近ようやく聞いてなかなか良かったので、「鬱」も聞いてみようかと思っています。

 「アニマルズ」は曲としては前作の「炎」の録音時にできていた曲もあったようですが、世の中を豚と犬と羊に分けるという風刺的な作品となっています。権力者を表す「ピッグ」は空を飛んでいますが、権力者に抵抗する狼がいないのが残念です(太った豚よりやせた狼になれという言葉がありましたが)。

 「シープ」は飼いならされた一般大衆で、「ドッグ」は権力者に追随する者を表しているようですが、短絡的な見方で複雑な世の中を現しきれていないような気がします。当時ロジャーウォータースとデイヴ・ギルモアの音楽性の違いはわかりませんでした。しかし、ロジャ・ウォータース脱退以降のサウンドを聞くと、どちらかというとギルモアの音楽性の方が好きだったような気がします。

 テーマとしてはあまり賛同できませんでしたが、アルバムとしては嫌いではなく、曲は「ドッグ」が一番好きです。

ピンクフロイド 炎

ビルボードのチャートで記録的なロングランを続けた「狂気」に続いて発表されたのが「炎」です。原題は「Wish You were here」で、タイトル曲はシド・バレットに捧げられた歌詞の内容となっています。9.11のテロ事件後アメリカ国内でよく歌われた曲でもあります。

 このアルバムの録音中にシド・バレットがスタジオに現れ「どのパートを弾こうか」と言ったというできすぎたエピソードもあります。シド・バレットはメンバーも気づかないほど変わり果てていたといいますが、2006.7.7に亡くなっています。

 「狂気」の続編を期待していたファンには不評だったようですが、個人的には好きなアルバムで、タイトル曲と「クレイジー・ダイアモンド」が特に好きな曲です。

 アルバムジャケット(レコード時代の)は、炎・水・空気・土を表す4枚の写真からできていて、アルバムジャケットの中にもう一枚中ジャケットがあり合計2枚のジャケットの表裏に写真が載っていました。世界を作り出している4元素を表しているといわれていますが、作品との関係はいまひとつわかりません。

ピンクフロイド 狂気

アルバム「狂気」はそのタイトルどおりの売上とチャートインを果たしています。ビルボードで15年間200位以内にチャートインし、発売2年以上経過したアルバムでのチャートインは28年間現在も続いています。もちろんギネスブック入の記録です。

 アルバムは組曲のように構成され曲と曲がつながっているトータルアルバムとなっています。人が生まれてから狂気の犯されるまでをうたっているようにも思え、シドバレットのことを意識していたのかもしれません。

 アルバムの原題は「The Dark side Of The Moon」で「狂人は心に」の歌詞に出てくる「Lunatic」は月を表す他、狂気という意味もあります。日本と違いヨーロッパでは月は太陽に光を反射する不吉な象徴であり、狼男が満月の光で変身するのにはそういった考えがあるからです。

 「虚空のスキャット」はゲストのクレア・トリーの人間離れしたボーカルが印象的で、このアルバムの中でも異彩をはなっています。アルバム全体を通して、擬音や効果音がうまく使われていて、特に「マネー」のレジスター音は録音に30日かかったと言われるだけあって、見事に音楽にマッチしています。

ピンクフロイド おせっかい

シドバレット時代のピンクフロイドはサイケデリックミュージックというジャンルで呼ばれていた音楽性でしたが、シドバレット脱退後の「原子心母」以降はプログレッシブロックと呼ばれるにふさわしい道を歩み続けています。
 原子心母に続くオリジナルアルバム「おせっかい Meddle」も大作「エコーズ」を含む名作となっています。

 アルバムジャケットはヒプノシスの制作で、ジャケットを広げて縦にしないと全体像がわかりません。広げてみると耳の中で波紋が広がっていてエコーズを表現していることがわかります。

 「エコーズ」は原子心母に続き23分もの大作で、想像力をかきたてられる曲です。キューブリックの映画「2001年宇宙の旅」とシンクロするということでネット上で話題になりました。実際にDVDをレンタルして試してみましたが、曲調と映像が合わない部分もありますがほぼシンクロしており、特に時間的にぴったりなのにはおどかされました。興味のある方はこちらをどうぞ。

 アルバム最初の曲「吹けよ風呼べよ嵐」はプロレスラーアブドラ・ザ・ブッチャーの入場曲でも有名ですが、途中のせりふ「One of these days, I’m going to cut you into pieces(いつの日か、お前を細切れにしてやる)」はホラー映画を想像させられます。

 「フィアレス」には「You’ll never walk alone」という曲が挿入されていますが、イギリスのサッカーチームの応援歌となっていて、歓声も挿入されています。テレビでサッカーの試合を見ていてこの応援歌が全く同じように流れていたのを聞いて感動した覚えがあります。