UCC The Clear CMソング ロンリーハート

イエスはイギリスのプログレッシブバンドで1970年代から活躍しています。UCC The ClearのCMソング似つかわれているロンリーハートは90年代に初めてNO.1となったイエス最大のヒット曲です。イエスはメンバーがめまぐるしく変わるバンドとしても有名です。他のCMでも使われている燃える朝焼けのメンバーとは大きく違っています。

オリジナルメンバーのギタリスト、スティーブ・ハウはロンリーハードがヒットした頃は同じプログレッシブロックのエイジアのメンバーとして活躍していました。イエスが初の全米NO.1になったときに他のグループにいたというのは残念なことですが、エイジアもヒット曲を量産していたのであまりショックはなかったかもしれません。

エイジアのメンバーはボーカルとベースがキング・クリムゾンのジョン・ウェットン、ギターがイエスのスティーブ・ハウ、ドラムがELPのカール・パーマー、キーボードがバグルス、イエスのジェフ・ダウンズという、当時のプログレッシブロックのスーパースターたちです。そのためスーパバンドとも呼ばれていましたが、曲はプログレッシブと言うよりもかなりポップになっています。

この頃のプログレッシブロック界はメンバーが各バンドを行ったりきたりしていてなにがなんだかわからない磁気もありました。エイジアが来日した頃にはボーカルのジョン・ウェットンは脱退してグレッグ・レイクがボーカルとして参加しています。

現在のイエスは健康上の理由でジョン・アンダーソンとリック・ウェイクマンは参加していませんが、オリジナルメンバーに近い形で新しいアルバムも発表しています。リック・ウェイクマンの息子であるオリヴァーウェイクマンもキーボードで参加しているようです。

Fly From Here

 

日産ジュークCMソング イエス 燃える朝焼け

CMソングにあまりプログレッシブロックが使われることはありませんが、以前キング・クリムゾンのEasy Money が使われたことがありました。日産ジュークのCMソングに使われているのはプログレッジブロックの大御所イエスの「燃える朝焼け Heart Of The Sunrise」です。

イエスの曲ではOwner Of A Lonely Heartが有名で、これもCMソングに使われていたかもしれませんが、燃える朝焼けはかなり初期の曲です。

イエスはメンバー後退を頻繁に行うことでも有名なバンドです。一度脱退してもまた戻ってきたり、同じ時期に2つのオリジナルメンバーを含むバンドが存在したり、かなり無節操なバンドでした。

バグルスというバンドの「ラジオスターの悲劇」という曲もCMソングで有名になりましたが、このメンバーもイエスに参加しています。バグルスのメンバーはもともとイエスのファンだったので、ファンからメンバーになるという夢の様な話です。

映画「奇跡のシンフォニー」のギタリスト

2007年の映画「奇跡のシンフォニー」で主人公のエヴァンが初めて路上ライブで、特殊な弾き方で周りの人を感動させるシーンがあります。実際に弾いているのはもちろん役者ではなくプロのギタリストですが、男性ではなく女性です。映画のギターを弾く手のアップは彼女が演奏しています。

名前はKaki King、「Pink Noise」という曲は弦を上から抑えたり、ギターのボディーを打楽器のように演奏しています。映画でもエヴァンが最初にギターを手にしたとき、チューニングを変えるシーンがあったのでオープンチューニングと呼ばれるチューニングでしょう。カーキキングは2006年に女性として初めてローリングストーン誌のギターの神に選ばれています。

お互いに親子であることを知らずに路上でギターを交換して演奏するシーンがありました。このシーンだけはカーキキングではなく、Doug Smithが演奏しています。この人のギターテクニックも超絶的で、左手と右手で違う音を出しています。つまり右だけでも弾けるし、左だけでも弾けるのですが、さらにそれを合体しているのです。こちらもやはり神の領域です。Doug Smith – Two-Handed Paradox

映画ロード・オブ・ウォー オープニング曲 For What Its Worth

以前DVDを借りて見たことがあるロード・オブ・ウォーが、ケーブルTVの洋画チャンネルで放映されているのでまた見ている。すっかり忘れていたがオープニング曲はバッファロー・スプリングフィールドのFor What Its Worth。まったりした感じで好きな曲だ。

バッファロー・スプリングフィールドには後のクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング(CSNY)のメンバー、デビット・クロスビーとニール・ヤングが所属していた。お互いに対立して最終的にグループ解散となるが、CSNYで再び同じグループで活動することになる。ここでも対立していたようだが、こういうのを腐れ縁というのかもしれない。Ohio

解散直前には後にロギンス&メッシーナを結成するジム・メッシーナもバッファロー・スプリングフィールドに参加している。ロギンス&メッシーナのケニー・ロギンスはその後ソロ活動をして映画「フットルース」のテーマソングでブレイクする。個人的にはデュオの時代のほうが好きだ。ビージーズもそうだが、初期のフォークソング時代はいいが、なぜか映画のテーマソングに使われると今までと違うイメージの曲になってしまう。小さな恋のメロディーはほとんど既存の曲を使っていたのでイメージは変わらないが、サタデーナイトフィーバーは変わりすぎだ。

ロード・オブ・ウォーに話を戻すと、コカインをやっているシーンで流れるのが、エリック・クラプトンのコカイン。エリック・クラプトンは自分がコカイン中毒で2年くらい廃人になっているので、オリジナル曲ではないが反麻薬ソングとして歌っているようだ。最後のツアーとして世界ツアーをやっているが、何年かするとまた最後の世界ツアーをやるので、まだコカイン中毒の影響があるのかもしれない。

スバル トレジアCMソング トップガンのテーマ

スバルの新車トレジアのCMソングは映画トップガンのテーマソング「Highway to the Dangerzone」です。歌っているのはケニー・ロギンス。映画フットルースのテーマソングも歌っていてヒットしています。もともとロギンス&メッシーナというフォークデュオでした。映画のテーマソングでブレイクする前もヒット曲があります。ママはダンスを踊らないプー横丁の家などがヒットしていますが、プー横丁の家はくまのプーさんの曲で、ディズニーでアニメ化される以前の曲です。

映画のテーマソングでブレークしたのはケニー・ロギンスだけでなく、ビージーズもそうです。どちらもブレーク以前とはがらっとイメージが変ったところがよく似ています。サターデイナイトフィーバーのビージーズはハイトーンのイメージですが、オーストラリア時代はハーモニーがきれいなフォークソングといったグループでした。同じ映画の挿入歌でもメロディーフェアーで使われた「In The Morning」や「若葉のころ」と「サタデイナイト・フィーバー」を聞き比べると同じグループとは思えません。

日本でもイメージチェンジがはやったことがあります。代表的なのは山本リンダで「困っちゃうな」以来ヒット曲がなかったので、思いっきりイメージチェンジをして「狙い撃ち」がヒットしたということがありました。これは意図的なイメージチェンジですが、ビージーズの場合はどうだったんでしょうか。