映画「奇跡のシンフォニー」のギタリスト

2007年の映画「奇跡のシンフォニー」で主人公のエヴァンが初めて路上ライブで、特殊な弾き方で周りの人を感動させるシーンがあります。実際に弾いているのはもちろん役者ではなくプロのギタリストですが、男性ではなく女性です。映画のギターを弾く手のアップは彼女が演奏しています。

名前はKaki King、「Pink Noise」という曲は弦を上から抑えたり、ギターのボディーを打楽器のように演奏しています。映画でもエヴァンが最初にギターを手にしたとき、チューニングを変えるシーンがあったのでオープンチューニングと呼ばれるチューニングでしょう。カーキキングは2006年に女性として初めてローリングストーン誌のギターの神に選ばれています。

お互いに親子であることを知らずに路上でギターを交換して演奏するシーンがありました。このシーンだけはカーキキングではなく、Doug Smithが演奏しています。この人のギターテクニックも超絶的で、左手と右手で違う音を出しています。つまり右だけでも弾けるし、左だけでも弾けるのですが、さらにそれを合体しているのです。こちらもやはり神の領域です。Doug Smith – Two-Handed Paradox

映画ロード・オブ・ウォー オープニング曲 For What Its Worth

以前DVDを借りて見たことがあるロード・オブ・ウォーが、ケーブルTVの洋画チャンネルで放映されているのでまた見ている。すっかり忘れていたがオープニング曲はバッファロー・スプリングフィールドのFor What Its Worth。まったりした感じで好きな曲だ。

バッファロー・スプリングフィールドには後のクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング(CSNY)のメンバー、デビット・クロスビーとニール・ヤングが所属していた。お互いに対立して最終的にグループ解散となるが、CSNYで再び同じグループで活動することになる。ここでも対立していたようだが、こういうのを腐れ縁というのかもしれない。Ohio

解散直前には後にロギンス&メッシーナを結成するジム・メッシーナもバッファロー・スプリングフィールドに参加している。ロギンス&メッシーナのケニー・ロギンスはその後ソロ活動をして映画「フットルース」のテーマソングでブレイクする。個人的にはデュオの時代のほうが好きだ。ビージーズもそうだが、初期のフォークソング時代はいいが、なぜか映画のテーマソングに使われると今までと違うイメージの曲になってしまう。小さな恋のメロディーはほとんど既存の曲を使っていたのでイメージは変わらないが、サタデーナイトフィーバーは変わりすぎだ。

ロード・オブ・ウォーに話を戻すと、コカインをやっているシーンで流れるのが、エリック・クラプトンのコカイン。エリック・クラプトンは自分がコカイン中毒で2年くらい廃人になっているので、オリジナル曲ではないが反麻薬ソングとして歌っているようだ。最後のツアーとして世界ツアーをやっているが、何年かするとまた最後の世界ツアーをやるので、まだコカイン中毒の影響があるのかもしれない。

スバル トレジアCMソング トップガンのテーマ

スバルの新車トレジアのCMソングは映画トップガンのテーマソング「Highway to the Dangerzone」です。歌っているのはケニー・ロギンス。映画フットルースのテーマソングも歌っていてヒットしています。もともとロギンス&メッシーナというフォークデュオでした。映画のテーマソングでブレイクする前もヒット曲があります。ママはダンスを踊らないプー横丁の家などがヒットしていますが、プー横丁の家はくまのプーさんの曲で、ディズニーでアニメ化される以前の曲です。

映画のテーマソングでブレークしたのはケニー・ロギンスだけでなく、ビージーズもそうです。どちらもブレーク以前とはがらっとイメージが変ったところがよく似ています。サターデイナイトフィーバーのビージーズはハイトーンのイメージですが、オーストラリア時代はハーモニーがきれいなフォークソングといったグループでした。同じ映画の挿入歌でもメロディーフェアーで使われた「In The Morning」や「若葉のころ」と「サタデイナイト・フィーバー」を聞き比べると同じグループとは思えません。

日本でもイメージチェンジがはやったことがあります。代表的なのは山本リンダで「困っちゃうな」以来ヒット曲がなかったので、思いっきりイメージチェンジをして「狙い撃ち」がヒットしたということがありました。これは意図的なイメージチェンジですが、ビージーズの場合はどうだったんでしょうか。

映画トロン:レガシーテーマソング ダフト・パンク Derezzed

映画トロンは28年前に公開されたコンピューターグラフィックを全面的に使用した初めての映画だ。リアルタイムで見た記憶があるが、この映画の音楽を担当したミュージシャンをよく覚えている。時計仕掛けのオレンジの映画音楽を担当したウォルター・カルロスだが、トロンのt期はウェンディー・カルロスに名前が変っていた。つまり性転換したのだ。その印象が強くて映画の巣t-リーや音楽はほとんど覚えていない。コンピューターの中に入って、ハイアライなどのゲームをしていた記憶はあるのだが。

今度公開されるトロン:レガシーはそのリメイクのようだ。28年前に比べれば技術的には格段の差があるだろう。音楽も当時と比べると同じ電子音楽でもかなりイメージが違う。Daft Punkはこの映画のテーマソングで始めて聞いたが、昔から電子音楽好きとしてはかなり気に入っている。昔の電子音楽は馬鹿でかいコンピューターを操作するという感じで、演奏するというイメージがない。今は子供のおもちゃでも電子音が出せる時代なので、音楽性だけを考えればいいのでミュージシャンも楽だろう。コンピューターの知識が要らないからだ。

YouTube – Daft Punk – Derezzed (Official New Track)(basic slack edit)

YouTube – Tron : Legacy – Official Comic Con Teaser Trailer [HD]
トロンのバイクシーンは大友克洋のアキラを思い起こさせる。

こちらはオリジナルのトロン
YouTube – Tron (1982) part 1

ゴールデンスランバー テーマ曲

映画ゴールデンスランバーのテーマ曲はやはりビートルズのGolden Slumbersです。歌っているのは誰か分かりませんがオリジナルのビートルズでないことは確かです。

この曲は有名なアビイロードのB面に収められているメドレーの中の1曲です。個人的にもこのB面は好きで、サージェント・ペッパーズ・ロンリーハーツ・クラブ・バンドに匹敵する名作だと思います。
映画の原作の小説中にはビートルズの曲名がその他にも登場するようですが、Golden Slumbersは眠りに入る途中のうとうととした時間のことだと聞いたことがあります。「黄金のまどろみ」と訳されているようですが、作者の伊坂幸太郎はこの曲が好きなようです。

ポール・マッカートニーが「ゲットバックツアー」で日本公演した時のリハーサルで、この曲を聞いたスタッフが涙ぐんでいたのを見て日本公演でも演奏したそうです。まさかその時のスタッフが伊坂幸太郎ということはないでしょうが、公演は見ているかもしれませんね。