加山雄三 若大将

NHKの衛星第二で若大将シリーズを放映していました(2007.8)が、リアルタイムで観たのは「エレキの若大将」くらいでした。この映画はゴジラの映画と同時上映で、当時小学生だったのでゴジラのほうがメインでした。

 しかし、この映画以来すっかり加山雄三にハマってしまいコンサートまで見に行く位のファンになってしまいました。映画は大学のころ池袋でリバイバルを見た記憶がありますが、それ以来見ていないので今回は全部見てみようと思います。

 加山雄三本人も言っていましたが当時の映画はあまりリアリティがなく、恋人のために初めて作った曲(君といつまでも)を歌っているのに、途中からその恋人が一緒に歌い始めるというシーンもありました。全てにおいておおらかな時代だったような気がします。

 曲としては「旅人よ」が一番好きな曲で、メロディーとハーモニーが心にしみる名曲です。「夜空を仰いで」「蒼い星くず」「夜空の星」というところは定番ですが、なぜか空と星がタイトルに多いですね。映画のヒロインも星由里子ですし。単純に明るい「お嫁においで」もハワイアン調で好きな曲です。
 
 ギターのテクニックもすばらしいものがありインストゥルメンタルの「ブラックサンドビーチ」は秀逸です。

 作詞を担当していた岩谷時子さんは91歳になられたようです。

グループサウンズ

個人的に洋楽を聞くようになった最大のきっかけはグループサウンズでした。グループサウンズのほとんどは作詞・作曲が歌謡曲作家によるもので、今のように自作の曲はほとんどありませんでした。それだけだとアルバムが作れなかったのか、洋楽ポップスをまんまコピーして収録していました。

 モンキーズやビートルズ、ビージーズの曲はグループサウンズのアルバムから覚えたというのが本当のところです。YouTubeで探してみたら結構あったので紹介します。

 「タイガース:シーサイドバウンド」・・・阪神ではありません。沢田研二がボーカルをしていたバンドです。このタイガースと堺正章のスパイダース、萩原健一のテンプターズあたりが人気でした。

思い出の渚」・・・ワイルドワンズも個人的には好きなグループでした。。加山雄三と一緒に活動していた記憶があります。

ガールフレンド」・・・オックスのボーカルはなぜか演歌歌手にに転身していました。

Tell Me More」・・・テンプターズが出演している映画のようですが見たことありません。加賀まり子が若くてかわいい。でもやはりエメラルドの伝説が名曲です

竹内まりや

竹内まりやは山下達郎と結婚する前のアイドル時代から当時のアイドルとは全く違う雰囲気を持っていました。「不思議なピーチパイ」「September」「ドリームオブユー」等のヒット曲は、歌謡曲というよりは明確にポップスでした。

 その才能が完全に開花するのは山下達郎との結婚後といっていいと思います。アイドル時代から他のアイドルよりはその曲や歌唱力に惹かれていましたが、1984年発表のアルバム「Variety」を聞いて驚きました。

 ここまで完成されたポップスを日本の女性歌手で聴いたのは初めてだったからです。荒井由実にも驚きましたがポップスという点では竹内まりやの方が上ではないかと思っています。個人的にはビートルズを歌った「マージービートで唄わせて」が最も好きな曲です。

山下達郎

山下達郎を初めて聞いたのはシュガーベイブの頃で「ダウンタウン」という曲です。後にエポがリバイバルヒットさせますが、それまでの日本の音楽にはあまりなかったポップスのジャンルに属します。
 アルバム「Songs」一枚しかリリースされていませんが、すばらしいポップスアルバムとなっています。「Show」「いつも通り」などの名曲が収められています。(ナイアガラレーベル第一弾アルバム)

 その後ソロ活動を始めると次々にヒットを飛ばします。中でも「ライドオンタイム」は大ヒットし山下達郎の名前を有名にしました。1983年のアルバム「Melodies」に収録されていた「クリスマスイブ」はいまだにクリスマスの時期にはベスト10に入るスタンダードナンバーとなっています。

 アルバム「ライドオンタイム」に収録されている「夏への扉」は個人的に大好きな曲で、ハインラインのSF小説「夏への扉」が題材となっています。SF小説の傑作であるこの小説には猫のピート(護民官ペトロニウス)が登場し、タイトルの元となっています。SF小説ではありますがラブストーリーでもあり読んでいない方(特に猫好きの方)はぜひご一読ください。

チューリップ

ぼくたちと駐在さんの700日戦争(ぼくちゅう)を読み続けていますが、作者と年代が近いようで話の中に出てくる音楽はよく知っているものが多いのです。その中でチューリップが出てきていたので少し思い出してみました。

 70年代にはニューミュージックというよくわからない音楽ジャンルがあって、個人的には和製ポップスというイメージです。今となっては「ニュー」ではないのですが、当時あったジャンルの歌謡曲、演歌、フォークソング、ロックのいずれにも当てはまらないという意味で、ニューミュージックと言われていたような気がします。

 フォークソングというのは当時ボブディランの影響からかメッセージ性の高い曲が多く、一方でかぐや姫のような四畳半ソングといわれた生活臭がぷんぷんする貧乏くさい(けなしてるわけではありません。当時大好きでしたから。)イメージの曲もありました。

 ニューミュージックはこれに対して生活を感じさせない都会的なポップというイメージです。荒井由実がその典型で当時は1番好きでした。よしだたくろうも最初はメッセージソング中心でしたが、途中から(御伽草子あたり?)はだんだんポップになってきます。井上陽水も歌詞がなに言ってるかわからないところがポップでニューミュージックという感じがします。

 自分でも歌えるという意味では荒井由実よりチューリップが好きだったといえます。財津和夫と大瀧詠一は日本のポップス界を代表する作曲家ではないかと思ってます。今でもカラオケに行くと何曲かは歌ってしまいますが、「心の旅」「虹とスニーカーの頃」「魔法の黄色い靴」「サボテンの花」「ぼくがつくった愛の歌」など名曲がいっぱいです。

 ぼくちゅうにも出てきた「ぼくがつくった愛の歌」にはエミリーという名前が出てきますが、これはどこからイメージしたものでしょうか?S&Gのエミリーの歌かムーディーブルースか・・・今でも悩んでます。