マンハッタン・トランスファーは4人組のジャズボーカルグループです。ポップスの要素もありフュージョン・グループといってもいいかもしれません。ハーモニーがすばらしいのはもちろん、ボーカルを楽器のように使うテクニックもすばらしいものがあります。
ジャズのインストゥルメンタル・ナンバーで「バードランド」という曲があります。ウェザーリポートのオリジナルには歌詞はないのですが、マンハッタン・トランスファーは歌詞をつけて完璧なボーカルでリメイクしています。曲の最後は早弾きになるのですが、最後まで完璧に歌詞をつけて歌っていたのには驚きました。(マンハッタン・トランスファー版)そこまでやるかというくらいボーカル化を徹底しています。
大昔のTV番組に「トワイライトゾーン」というのがありました。短編SF的なアメリカのドラマで、日本では「ミステリーゾーン」のタイトルで知られています。スピルバーグ監督等のオムニバスで映画版も作られていますが、マンハッタン・トランスファーはこのテーマソングにも歌詞をつけてボーカル化しています。トワイライトゾーンではなく音で表現しているので「トワイライト・トーン」というタイトルになっています。
マンハッタン・トランスファーのボーカルやハーモニーの美しさがよくわかる曲が「CHANSON D’AMOUR」です。こういったゆったりした曲でボーカルの確かさがわかります。
インストゥルメンタルにボーカルをつけるのが得意なマンハッタン・トランスファーですが「シェイカー・ソング」もスパイロ・ジャイラのオリジナルのボーカル化です。オリジナルと比べてみると面白いかもしれません(スパイロジャイロ版)。
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